たっぷり寝ているはずなのに目が覚めても疲れが取れない、寝たいのになかなか上手に入眠できないなど現代人は睡眠トラブルに悩まされがち。
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、寝ている間に脂肪を分解したり、古くなった細胞を修復してくれます。上手に入眠してぐっすり寝る。これが美に通じる近道なのです。
まずは睡眠に悪影響を及ぼす、やってしまいがちな習慣を断つことから始めてみましょう。
寝る直前まで画面を見る
寝る直前までテレビやパソコン、スマートフォンを見ていませんか?
そのようなモニター類から発せられるブルーライトは睡眠を誘発する「メラトニン」というホルモンの分泌を大幅に抑える働きがあります。
本来眠る時間帯に分泌されるホルモンが抑えられると、寝つきが悪くなったり、浅い眠りの原因に。
少なくとも寝る1時間前には電源をOFF!
見ないのが好ましいですが、どうしても見なければならないときはブルーライトをカットするメガネやフィルムなどの対策グッズを使用しましょう。
パジャマを着て寝ない
意外と多いのがTシャツやトレーナーなど本来眠るために作られていない洋服で寝てしまうことです。
パジャマは体を締めつけないようなデザインが施され、眠るのに最適な素材で作られたものがほとんどです。
洋服で眠ると知らぬうちに体にストレスを与えている場合も。
部屋着と寝巻きは別だと考えましょう。
自分の眠りに不満があるけど特に原因が見当たらず、改善したい場合はパジャマに凝ってみるのもひとつの手かも知れませんね。
15時以降のうたた寝
帰宅中の電車でついウトウト、帰宅後のソファでゴロリ、夕食後に酔っぱらってひと眠り。
そんな習慣はありませんか?そのついうっかりのうたた寝が夜の寝つきの悪さの原因になっていますよ!
もし、どうしても一度寝ないと疲れが取れないというときは、15時までの間に10分から30分程度仮眠をとるのが好ましいでしょう。オフィスのデスクで昼休み中に伏せて寝るのもOK。
横になってぐっすりたっぷり寝てしまうと、次に疲れが溜まるまでなかなか寝付けないので注意してくださいね。
リラックスできない寝具での睡眠
パジャマ同様、枕やシーツなどの寝具もリラックスできるものが最適です。
枕やマットレスの硬さや高さが合わないまま放置していたり、枕がないからとりあえずクッションを重ねて寝るというのはNG!
また、チクチクが気になる素材やモコモコしすぎる素材も体にストレスを与えます。
寝具に関してはとりあえずという気持ちは捨てましょう。じっくり自分に合ったものを選んでくださいね。
たっぷり寝たのに疲れが取れない、起きたら肩が凝っている、いびきがひどいなど体はサインを出してくれます。気になったときは一度寝具を見直してみましょう。
寝具の洗濯や寝室を掃除しない
寝具や寝室を適度に手入れしておかないとホコリやダニの原因になります。
ホコリやダニはアレルギーの原因に!
たっぷり鼻から呼吸をすることが深い睡眠へのコツですが、アレルゲンが舞った部屋では呼吸が妨げられます。
寝具を適度に洗濯し、寝室は頻繁に掃除をしましょう。
また、寝室の乾燥も呼吸の妨げになります。
冬は暖房器具の影響で喉がカラカラになってしまうことも。
空気清浄機や加湿器で寝室の環境を整えることも大切ですよ。
まとめ
いかがでしたか?全て簡単なようですが、1つ1つをじっくり見てみると、ついやってしまいがちなことばかりです。
睡眠用の道具を良いものに揃えても、寝る直前までスマホを見ていてはNG!
今日の睡眠が明日の美と健康を作ってくれます。
今日から悪い習慣は止めるよう、できることから始めてみませんか?