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健康診断ではわからない「血糖値スパイク」を回避する!

投稿日:2016-11-13 更新日:

糖尿病はもはや国民病

厚生労働省の2012年の推計によると、日本には糖尿病またはその疑いがある人が950万人、糖尿病予備軍1,100万人いるといわれています。

糖尿病とは、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンの量や働きが不十分なため、血糖値が高い状態が続く状態のことをいいます。

糖尿病には、何らかの原因で膵臓からインスリンが分泌されないためにおこる1型糖尿病と、「ストレス」「肥満」「運動不足」「暴飲暴食」などの生活習慣によりインスリンの分泌や働きが低下する2型糖尿病があります。

日本人では糖尿病患者の90%がこの2型糖尿病といわれています。

「糖尿病は生活習慣病」といわれるのはそのため。2型糖尿病は肥満気味の中高年の病気といわれてきましたが、最近では一見スリムな若年層の糖尿病予備軍も増加傾向にあり、まさに糖尿病=国民病といっても過言ではありません。

健康診断の結果が「異状なし」だから大丈夫?

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血糖値が高い状態が続くと、血管がダメージを受けやすくなり、動脈硬化による高血圧、網膜症、腎臓病、脳梗塞、心筋梗塞などさまざまな合併症を引き起こす可能性が高くなります。

また免疫力の低下による感染症や歯周病、認知機能の低下などのリスクが高まるという研究もあります。

恐ろしい糖尿病。でも「健康診断の結果が『異状なし』だから大丈夫!」と安心していませんか?

ところが最近、健康診断での血糖値などの数値には異常がない人が「食後の血糖値が短時間で急上昇し、急降下する」現象を起こすことがあることがわかってきました。

この現象を「食後高血糖」「グルコーススパイク」あるいは「血糖値スパイク」といいます。

健康診断で調べるのは空腹時の血糖値なので、食後の高血糖はわかりません。

食後以外の血糖値は高くなく、自覚症状もないので、繰り返しやすい傾向にあります。

血糖値が急上昇するたびに膵臓から大量のインスリンが短時間に分泌され、血管を劣化させてしまうため、長期間にわたって繰り返しこの現象を起こすことで、糖尿病リスクが高まったり、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こしやすくなったりしてしまいます。

こんな人は要注意!

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朝食を食べない、ランチは麺類やどんぶりもの・ハンバーガーやおにぎりなど炭水化物メインのものを早食い、そして午後に強烈な空腹感や眠気、倦怠感を感じてしまう。

そんな人の身体は「血糖値スパイク」を起こしている可能性があります。

甘い清涼飲料水を一気飲み、小腹がすいたときはチョコレートバーをかじる、そんな人も危険です。

炭水化物中心の食事をしてしばらくすると眠くなるのは、急激に上昇した血糖値が急激に下がっている証拠です。

朝食抜きがよくないのは、食事と食事の間の時間が長い方が血糖値スパイクを起こしやすくなるからです。

現代人は、朝食・昼食は規則正しくとっていても夕食が遅くなりがちですが、これも血糖値スパイクのリスクのひとつです。

忙しい人でも対応できる血糖値スパイク防止法

「生理的なもので仕方がない」とあきらめていた午後の眠気も血糖値スパイクのせいだとすると、ちょっとぞっとしますね。

でも、この血糖値スパイク、回避する方法があります。

食事をとると血糖値は必ず上昇しますが、要は「急激な」上昇を防げばいいだけのことです。

具体的には以下のような方法があります。

・食べる順番に配慮する

まず、野菜や海草など繊維質のもの→肉や魚、乳製品などのたんぱく質→炭水化物

という順番を心がけましょう。

麺類やパスタ、どんぶり物などを食べる際は食前に野菜やたんぱく質を食べておけば、血糖値の急上昇だけでなくドカ食いによる食べ過ぎや胃のもたれも回避できます。

コンビニでも手に入る野菜スティックやもずく酢などをうまく活用しましょう。

・上手に間食する

現代人、特にビジネスマンは昼食と夕食との間があいてしまいがちですが、血糖値スパイクを回避するためには、あえての間食をとるようにしましょう。

ここで、いきなりチョコバーにかじりついては意味がありません。

大豆バーやチーズなどたんぱく質メインのもので小腹を満足させるのがおすすめです。

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・トクホや機能性表示食品を活用する

それでも多忙でおにぎりやパンを食べるのがやっと、という時は「糖や脂肪の吸収をおだやかにする」と表示されている特定保健用食品や機能性表示食品の表示のあるお茶などをうまく活用しましょう。

血糖値スパイク対策で健康と生産性向上を! 

いかがですか?血糖値スパイクを回避する食生活を心がければ、将来の疾病リスクを低減させするだけでなく、あきらめていた「午後の眠気」も解消できそうですね。

おまけに「糖の吸収をおだやかにする」食生活はダイエットにも役立ちそうです。

ぜひ血糖値スパイク防止法を取り入れてますます素敵な毎日を!

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