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体外受精がダメでも諦めるのはまだ早い。最先端の不妊検査や不妊治療

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赤ちゃんを望んでもなかなか授かれない夫婦は今や6組に1組といわれています。
不妊治療といえば、タイミング法から始まり、人工授精、体外受精とステップアップするのが一般的ですが、体外受精がダメでもできる事がまだあるのです。
今回は、不妊治療で悩める方へ最先端の検査や治療を紹介させて頂きます。

顕微授精

体外受精とどう違うの?と思われるかもしれませんが、体外受精は卵子と精子を体外でお見合いさせ、精子が自らの力で卵子の中に入っていきます。
ところが、卵子の膜が頑丈であったり、精子に卵子の膜を破る力が弱い場合、受精には至りません。
このようなとき、顕微授精だと人工的に精子を卵子の中まで導いてあげるので確実に受精することができます。

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着床障害検査

体外受精や顕微授精を行っても妊娠しない場合、着床障害が考えられます。
着床障害検査はあまり知られていない検査です。この検査をせず、やみくもに体外受精や顕微授精を繰り返していては、時間も費用ももったいない事になりかねません。

 

抗リン脂質抗体検査
抗リン脂質抗体症候群は、血液が凝固しやすくなるという自己免疫疾患で難病です。
不育症の原因になり、検査をせず知らないままだと流産を繰り返してしまいます。
バイアスピリンなど血液をサラサラにする薬を飲むことで妊娠を継続できるようになるので、早い内に検査しておきたいですね。

 

血液凝固検査
上記の抗リン脂質抗体検査で異常がなくても、こちらの検査でひっかかってしまう人は結構いるそうです。
この検査での値が悪くても病気ではなく日常生活に支障はありません。体質のようなものなので普通の人は気にしなくても良いのですが、妊娠には影響する場合があります。
こちらもバイアスピリンを服用するだけで改善されるので是非受けておきたい検査の一つです。

 

リンパ球混合培養検査(MLC)
夫婦の免疫系が近いと胚を異物と勘違いし着床しにくくなるので、免疫の相性を調べます。
この検査はあまり知られておらず、検査を行っている病院も少ないです。
ただ、この検査以外の検査を全て行い、それでも体外受精や顕微授精を何度行っても妊娠できない方は、このリンパ球混合培養検査でひっかかる方が意外と多いです。
治療は夫から採血した血液の中からリンパ球だけを取り出し、妻の身体の中に注射で入れます。
筆者もこの検査でひっかかり治療を受けたのですが、筆者の病院では一回に4か所の注射を2週間おきに4回行いました。
注射をする場所は腕の内側ですが、それまで不妊治療で受けたホルモン注射とは比べものにならないぐらい痛いです。

治療を行っている2か月間は不妊治療が行えないので時間ロスのように感じますが、筆者はこの治療を行って妊娠することができたので、体外受精をしても妊娠できないという方には是非おすすめしたい検査です。

未熟卵体外受精

通常の体外受精では、成熟卵子を採卵しますが、未熟卵体外受精は未熟卵子を採卵し、体外で26時間培養して、成熟した卵子を受精させ、分割した胚を移植します。
多嚢胞性卵巣の方は未熟卵子が数多くできてしまうので、この方法が有効です。

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ミトコンドリア活性法

受精卵の分割が遅い、分割してもフラグメントが多く質が悪い場合、ミトコンドリアが大きく影響していると考えられます。
治療はラエンネックという、もともと肝機能改善に使用されているお薬を用いることで、ミトコンドリアを活性化させることができます。

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オーグメント療法(ミトコンドリア移植)

この治療はハーバード大学のグループが発明したもので、2016年2月から臨床研究として国内でも開始され、すでに妊娠例が出ている最先端の治療です。
この方法は、腹腔鏡により卵巣組織を採取し、その中の卵子前駆細胞を取り出します。さらにそこからミトコンドリアを抽出し、顕微授精時に精子と共に卵子の内部へ注入するという方法です。

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まとめ

不妊治療は出口が見えないトンネルのようですが、今はどんどん新しい治療法が開発されています。

体外受精がダメでも諦めず、新しい情報を取り入れ、いち早く最善の方法で挑んで下さい。

可愛い我が子を抱く日が来れば、辛い治療も頑張って良かったと思えるようになります。

今は妊娠には年齢という大きな制限がありますが、医学が進歩すればその制限もなくなる日が来るかもしれません。

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